オーディオブックとの相性抜群!「大人の語彙力が使える順できちんと身につく本」を聴いてみた

大人同士の会話で恥ずかしい思いをしたくないなど、語彙力に関して不安に感じている人は多いもの。
使った言葉が子供っぽいかも、意味を間違っているかも、TPOに相応しくないかも、など自信を持っていない大人も多いですし、私も自分の言葉遣いがおかしいのでは?と不安になることがあります。
そこでaudiobook.jpの聴き放題プランに加入したこともあり、追加料金なしで「大人の語彙力が使える順できちんと身につく本」を聴くことが出来たのでその感想を紹介。
全ての表現が一度で身につく訳ではありませんが、オーディオブックなら何度も聞き返せますし、本よりも相性が良い部分もあるのでそれについてもまとめています。

「大人の語彙力が使える順できちんと身につく本」について

「大人の語彙力が使える順できちんと身につく本」(以下、大人の語彙力)は、出版社はかんき出版、著者は吉田裕子さんでオーディオブックのナレーターは大木加絵さん、再生時間は05:16:20、図表1枚です。
大人の語彙力はaudiobook.jpの聴き放題プランの対象作品になっていますが、加入していなくてもオーディオブック版は1,404円(税込)で個別購入できます。


聴き放題プランは月750円(税込)なので、この1冊を聴くだけでも元を取れるお得なプランだから、色々とオーディオブックを楽しみたいなら聴き放題プランへの加入がおすすめ。

本の中身について、私は聴く前は使える順というタイトル通り、順番に言葉や意味の説明だけがあると思っていました。
ですが聴き始めるとプロローグとして、言葉遣いの大切さや使う言葉によってあなたが周りから浮いてしまう可能性など、色々と考えさせられる内容から始まっており、自分が思っていた以上に言葉の大切さが理解できましたね。
丁寧すぎてもいけないし、何時代だよ!と思うような古い言葉は場を冷めさせるなど、難しい言葉=知性がある、出来る大人ではないことを理解できたので、出だしだけですぐに大人の語彙力を聴いて良かったと思えたほどです。

例文を聴けるから自分が使えそうな言葉から覚えていける

大人の語彙力を聴いていると、今までは自分が使いやすい言葉ばかり選んで会話をしてきたことを実感しましたね。
少しネタバレを含めてどういった部分で感じたかを紹介すると、挨拶の定番表現では「おそれいります」は使わずに本書の中で指摘されていたように私はいつも「すみません」だけで会話をしてきました。
もちろん「おそれいります」という言葉は知っていましたが、使ったことがないため改めて指摘されるとなるほどと感心します。

誰かを褒める言葉にしても「あやかる」など知っていても、日常で聴いたことが殆どないように思ってましたが、実際にオーディオブックで聴いてみると違和感もなく、良い褒め言葉だと思いました。
こういった言葉が200も知ることが出来るのですが、さすがに全てを一度では覚えられません。
ですがオーディオブック版だと実際に自分の耳で聴くことが出来るため、聴いた感じで使えそうなものから覚えていけるから便利です。

本とは違って耳から情報が入るからオーディオブックとの相性抜群

大人の語彙力では大人としての語彙力を高めるだけではなく、恥ずかしい使い方をしないように、例文も一緒に紹介されるから使い方に自信がなくても大丈夫になっています。
しかも言葉によっては簡単な語源などちょっとした雑学もあるため、辞書のように言葉・意味・例文と並んでいるだけではないから飽きずに聴くことが出来るのも良かったです。
元々の本の内容が素晴らしいのは当然ですが、オーディオブックならナレーターの朗読なので、言葉遣いを勉強する本書とは相性抜群でした。

添付資料では目で見る必要がある漢字の読み方問題の部分もきちんと対応されていて、分からないものや間違っていたもの(私は吹聴(ふいちょう)を「ふうちょう」と思っていた)などもPDFファイルで確認できるから大丈夫。


「上手」は目上の人には使えない言葉だったなど、全然考えたこともないから知ることが出来て良かったです。
本を読むよりも実践形式的な勉強になるから、大人の語彙力に興味があるなら紙の本よりも相性抜群のオーディオブックがおすすめです。

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