オーディオブックには有料サービスが多いものの、無料で楽しめる青空朗読もあるため、どう違うのかを聞き比べました。
今回聴いたのは時代劇でも有名な銭形平次ですが、原作の銭形平次捕物控(著者:野村胡堂)は既に青空文庫でも300作品以上が読めますし、時代劇ファンの人はもう読んでいるかもしれませんね。
青空朗読にもいくつかの作品が登録されているため、老眼や眼精疲労で文字を読むのが大変な場合も気軽にオーディオブックで楽しめます。
ただし、青空朗読のように無料で楽しめるサービスの他に、有料のaudiobook.jpにも銭形平次捕物控はあるので、どう違うのか実際に聞き比べたのでその結果を紹介。
青空朗読が優勢?!声は好みの問題だけど…
まず今回私が聞き比べたのは、青空朗読とaudiobook.jpの両方にある作品として、銭形平次捕物控「路地の足跡」を選びました。
ナレーターはaudiobook.jpは文聞舎版で平田直樹さん、青空朗読は伊藤和さんとなっています。
やはりaudiobook.jp版は有料コンテンツ(324円)として個別販売されているだけあり、読む人が違うのは当然ですね。
ここで聞き比べた感想を結論から言ってしまうと、私的におすすめだったのは好みに合っていた青空朗読の方…。
ナレーターの声については好みの問題が大きいためどうしても主観になりますが、青空朗読の方が落ち着いていて魅力たっぷりの銭形平次が楽しめる感じで良かったです。
それに比べてaudiobook.jpの文聞舎版は、声が高いというのもありますし、セリフ以外の部分でドラマ感を出さないような読み方?になっているため、それが雰囲気を壊していると感じましたし、少し聴き疲れしやすいとも感じました。
普通は有料だけありaudiobook.jpで販売されている文聞舎版の方が良いと思うかもしれませんが、今回両方を聞き比べた結果個人的におすすめするのは青空朗読の方だなということ。
もちろん青空朗読版の伊藤和さんの声が私の好みに合っていただけなので、気になる人はaudiobook.jpのサンプル再生を使って確認してみるのがおすすめです。
差は100作品以上とオーディオブックの数ではaudiobook.jpの圧勝
上ではオーディオブックとしておすすめするのは青空朗読の銭形平次捕物控だと紹介しましたが、それはあくまでも青空朗読とaudiobook.jpの両方に作品がある場合だけです。
やはりというか青空朗読は無料で公開されているため、登録されている作品はボランティア活動に頼ることになるから、銭形平次捕物控シリーズはこの記事を書いている時点では全部で5作品しかありません。
それに比べてaudiobook.jpは有料販売されるだけあり、登録されている作品数が150作品もあるため、その差は100作品以上と圧倒的だから銭形平次が好きで色々と楽しみたいなら断然audiobook.jpがおすすめです。
しかも324円だとしても作品数が多いと個別に購入していては高額になってしまいますが、audiobook.jpには聴き放題プランが用意されているのがポイント。
このプランに加入すると月額750円で対象となるオーディオブックが聴き放題になるため、わざわざ個別購入しなくても済むからとてもお得になっています。
銭形平次捕物控で聴き放題の対象となっている作品はざっと数えたら136作品ととても多いので、個別に購入しなくても済むから気軽に銭形平次の世界を満喫出来てお得です。